ろんぐばけいしょん – 黒パイプ
OOO-44 | CD | Digital
既存のどこにも属さずオリジナル・アンダーグラウンドを東京から世界に向け発信して来た国産音楽と舞台表現の特異点集団“黒パイプ”7年ぶりの2ndアルバム。ニューウェーブの狂気とハードコアパンクのスピード感を兼ね備えたサウンドに現代社会の歪みと其処に生きる人々の如何ともし難さをユーモア混じりの暗喩たっぷりで痛烈に描き出す。 ゲストボーカルとして文筆家の五所純子が参加。カバーアートには広島オルタナティブ文化のキーパーソンにしてアーティストの葉朗を、バンドロゴデザインには実話ナックルズなどアウトロー系雑誌の表紙イラストで知られるタカミトモトシを、タイトルロゴデザインには台中拠点の孤高のアーティスト料燕尾(Liao Yen-Wei)を起用。 初版ロットはフランス・マルセイユの出版芸術集団“ル・デルニエ・クリ”の全面協力のもと彼らの工房で一枚毎にシルクスクリーンプリントされたフランス直輸入7インチサイズ紙ジャケット仕様! K/A/T/O MASSACRE主催のカトーとジャカルタ拠点の映画監督Adythia Utamaによるライナーノーツを封入。
◆略歴
2003年の春にテーリ・テムリッツが主催するレーベル「Comatonse Recordings」の10周年記念コンピレーションへの参加を契機に活動を開始。同年の秋に名古屋のグランドキャバレー太平洋で行われた「幻の名盤解放同盟イベント」にて初ライブを行う。 2005年にスロヴァキアのパンク・レーベルから依頼を受け、The Last Minutes(Shuichi Sugimoto+Shing02)がメガミックスを手がけた楽曲を提供。 2006年5月に取手のTORIDE YAKKYOKUにて自主企画「黒パイプのMidnight Sexy」を開催。同年12月には音楽評論家の湯浅学と美術家の伊東篤宏と共に企画したライブイベント「黒光湯(くろびかりゆ)」の第一回が新大久保アースダムにて開催される。黒光湯はのちに東京の年末恒例ライブイベントの一つとして認知されていくこととなり現在に至る。 2014年10月にスイスのローザンヌのフェスティバル「LUFF」に出演。同時期にフランスのマルセイユで開催されたル・デルニエ・クリ主催の企画展「MANGARO」オープニングイベントにも出演し、、ツアー用物販として初のアルバム「10€」が自主制作される。 2021年に二枚目のアルバム「ろんぐばけいしょん」を[…]dotsmarkよりリリース。