January Thirty + Uneasiness
Kazuma Kubota
OOO-36 | CD | Digital
“真面目で甘酸っぱい音楽/音。フィルムや小説の短編集に近い感触。今後どうなっていくか聴いてみたいと思わせる作品でした。”
朝生愛
Post Harsh Noiseの旗手Kazuma Kubotaの現在廃盤となっている代表作品をCD化し2タイトル同時リリース!
本作は2012年にイタリアのレーベルA Dear Girl Called Wendyから限定リリースされたワンサイドLPと、2009年に20部(!)限定でセルフリリースしたEPを1枚のCDにコンパイル。
断続と反復を多用したブレイク感溢れる冷たくも激しいハーシュノイズと穏やかなアンビエントの狭間を揺らぎながら突き進んで行く”January Thirty”、雨音のフィールドレコーディングとギターのアルペジオから幕を開け従前のノイズ観を独自の美意識で更新した意欲作”Uneasiness”。
ともに21世紀以降そして2020年以降のノイズの発展性を占う重要な内容だ。
本再発にあたってはリマスタリングエンジニアにJames Plotkin(ex- Khanate, O.L.D.)を起用。巨匠の手を経て現代仕様のソリッドな音像にアップデートする事に成功した。スリーヴケースに保護されたジャケットにはKubota本人による撮りおろしの風景写真がふんだんに収録された8Pフルカラーブックレットを同梱、Kazuma Kubota独特の世界観を視覚面からも表象している。
国際シーンで人気を獲得し既に各地にフォロワーをも生み出している新たなるノイズ・フォーマットの提唱者として注目すべき作家の隠されたマスターピース、いまここに初の正規流通!